腹八分寄り道人生

なんてことない日常つらつら

最近読んだ漫画

かくかくしかじか 1 (愛蔵版コミックス)

かくかくしかじか 1 (愛蔵版コミックス)

ママはテンパリスト』はじめ、今一番ノッてる漫画家と言っても過言ではない東村さん。絵が巧いなぁとは思っていたが、まさかこんな学生時代(美大受験)があったとは。天才は一日にして成らずか。
竹刀を持った絵画教師・日高先生...何があったんだーーーーー!!



機械仕掛けの愛 1 (ビッグ コミックス)

機械仕掛けの愛 1 (ビッグ コミックス)

ロボットのワタシも、泣いていいですか。

『ロボット小雪』も人間以上に人間らしい優しさをもったロボットが主人公でした。今作も同じく、心優しく哀しいロボットたちがたくさん登場します。彼らの美しい心とは反対の、人間の愚かさが浮き彫りに。一編一編が切ない。
SAPIOガラガラポンもいつも楽しく読んでます!そろそろまた単行本化してほしい。




ピアノの森(22) (モーニング KC)

ピアノの森(22) (モーニング KC)

表紙、阿字野先生だー!
やっぱり森の端はカイを諦めてないんだな...火種は燻っているが、とにかく今はショパン・コンクール。あぁ パンを応援したくなってしまうじゃないか。佐賀先生ドンマイ。レフの掴み処のない不思議意地悪キャラはどうなっていくのか気になる。23巻が楽しみです。





チェーザレ 破壊の創造者(9) (KCデラックス)

チェーザレ 破壊の創造者(9) (KCデラックス)

小学校〜中学は少女漫画オタクでした。りぼんなかよし別マ別フレ花ゆめ。    当時から 別フレの中でも一際異彩を放っていた惣領冬実さん。
ちょっと敷居が高い気がして二の足を踏んでいた『チェーザレ』を読んだ。

混迷のイタリア半島をかろうじて結びつけてきた中世最強の同盟、三国同盟。その中心人物、豪華王ロレンツォ・デ・メディチの体を静かに病魔が蝕む中、最高権力者の一人教皇は、同盟崩壊のため最後の奇策に打って出た。ヨーロッパは、再び戦火の渦に巻き込まれるのか?520年前の大転換期、1492年。ボルジアとメディチの固い絆は、戦争を止められるのか?
チェーザレ・ボルジア、17歳。彼の理想が世界を変える。

果たして自分がこの作品の凄さをどれだけ理解できているのだろうか。世界史NO THANK YOUな私がこんなに嵌ってしまうなんて。凄いクオリティです。これは本当に面白い。主役のチェーザレはもちろんのこと、脇役たちが一癖も二癖もあって魅力的。Amazonのレビューには歴史に詳しい方の厳しいご意見もあるが、それすら面白い。果たしてどこまで描くのか。この物語が終わる頃には、私は100%アラフォーだろう。



八月の杜 (マーブルコミックス)

八月の杜 (マーブルコミックス)

おまけBL。
都会からやってきたひねた転校生と、田舎の純朴な坊主頭くん。なんだろうねぇちょっと泣いちゃったねぇ。人を好きになること伝えることって難しいけど、素敵だ。