腹八分寄り道人生

なんてことない日常つらつら

女の一生

女の一生 (岩波新書)

女の一生 (岩波新書)

「月経とは?」「摂食障害について教えてください」「セックスが苦痛です」「むなしくてたまりません」「子どもがひきこもっています」「別れたい」「恋をしました」「一人で死ぬのが怖い」……。
年を経ても尽きない女の悩み。いくつもの修羅を引き受け、ひたすら生き抜いてきた著者が、親身に本音で語りかける人生の極意とは。

サクッと読めて面白かった。
「近所の人の目がうるさくてたまりません◎28歳」という悩みに対する回答が素晴らしい。

変人として生きること。これがひけつです。
だれもみな、少しずつ、変人になりうる素質を持っています。 

これホントそう!変人に絡まれたときは変人のふりをすると、相手がひるむ。わたしは若い時はよく変な人が寄ってきたけど、「あっ こいつはヤバそうだ」と思わせたら勝ちですよ。白目を剥くとか、その人の目をじーっと見て固まるとか。伊藤比呂美さんの回答とはちょっと違うけど。
いま悩んでることは、きっと数年後 数十年後には大したことない。年をとること、死ぬことは救済なのかもしれない。