腹八分寄り道人生

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パピエラボ

紙と活版印刷とデザインのこと

紙と活版印刷とデザインのこと

一目惚れ本。
3人の紙好きが出会ってはじめたお店「パピエラボ」。居心地のよい店内には紙にまつわるプロダクトや作家の作品が並べられ、活版印刷の窓口もあります。クリエイター注目の、古くて新しい活版印刷

書店にあったのが汚れていたので、Amazonで買ったら同じくらい汚れてた。  本に関しては潔癖だから激高しそうになったが、ちゃんと注意書きが挿んであった。汚れさえも味に見える不思議。(単純)

本書のカバーは活版印刷のため、ひとつひとつの表情が微妙に異なります。水漏れや摩擦などにより、色落ちするおそれがありますのでご注意ください。

印刷所や工場の職人さんの表情に痺れます。日本のものづくりの現状、そして行く末は決して楽観視できるものではないかもしれない。現に職人さんの中には「活版印刷は未来を約束できるものではないから」と若い弟子入り希望者が来ても断っている方、「自分一代でおしまいです」と話す方も。ちょっとしんみりしてしまったが、パピエラボの面々始め、たくさんの若い気鋭のクリエイターが活版の素晴らしさを発信し続けていることが丁寧に綴られている。

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かみさま

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あぁ 生まれ変わったら葦になりたい。