はるまき日記
- 作者: 瀧波ユカリ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/06/29
- メディア: 単行本
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オムツの中身すら笑える、まったく新しい育児日記が産声を上げた!シニカルな愛と大いなる妄想、大人のホンネが満載の育児エンタメ・ノンフィクション。
この妻にして、この夫ありなのか。否、この夫にして、この妻ありか。あの江古田ちゃんの瀧波ユカリさんの育児エッセイが面白くないわけがない。何度も吹きだしてしまった。お墓の件は必読。「伏せ字の位置に悪意はない」とか言いながら、アカチャン○ンポとか。他にもタブー的な思考が駄々漏れてて最低で最高だ。
私はおっぱいマシーンと化してから、男の人の気持ちがわかるようになった。多分。たまったものは出したい。出したら気持ちいい。授乳はセックス、搾乳はオナニー。授乳ははるまきが扱いやすいように腕の位置に気を使ったり、全部吸ってほしいのに途中で寝られたり、せっかく飲ませたのを吐かれたりなかなかままならないが、うまくいった時の一体感と爽快感はたまらない。
すでに忘れかけてる記憶が甦ってくる。最初は母乳が全然出なくて、助産師さんに搾られて半泣きしたなぁ。歯が生えてきて乳首が噛み千切られそうだったことやあれやこれや、あの時は大問題だったのにすっかり忘れてる。