腹八分寄り道人生

なんてことない日常つらつら

SR サイタマノラッパー

SR サイタマノラッパー

SR サイタマノラッパー

サイタマから、届け! この声。
世界に言葉を届けるラッパーになりたい! 埼玉県深谷市。仕事もせず実家暮らしの26歳、イック達3人はヒップホップ・グループ「SHO-GUNG」を結成、初ライブを計画するが道のりは遠く…。可笑しく切ない青春小説。


朝の情報番組か何かで以前紹介されていた。生憎、近所のTSUTAYAには置いてなかったので、映画の前に監督自ら小説化したというコチラを読んでみた。
彼らのピュアソウルを笑ってはいけないと思いつつ、ダサ格好悪すぎて苦しいお腹が。切ないハートが。田舎特有の閉塞感がリアル。誰だって叫びたい。飛び出したい。成功したい。でも自分の熱くなってる姿は恥ずかしくて出来ない。頑張ってる人を見て嘲笑して自分を誤魔化すことばかり巧くなる。
気づいたら仲間はいなくなっていた。
ラスト、イックは初めて自分の胸の奥底から湧き上がった思いを親友トムにぶつける。これが最高に格好良い。オリンピック体操見ながら一気読みしたから眠い。
これからブロは深谷産!!CHECK IT OUT! セイ、ホーオ!!セイ!ホッ、ホオッ!!



ヒップホップには縁のない人生ですが、唯一聴いてたのが瘋癲(fu-ten)。
今は無き石川町のタワレコでお薦めされてた。音が美しい。