腹八分寄り道人生

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理系の子

高校生科学オリンピックの青春 理系の子

高校生科学オリンピックの青春 理系の子

インテル国際学生科学フェア――それは高校生による科学のオリンピック。 世界中の予選を勝ち抜いた理科の自由研究が集い、名誉をかけて競う。  出場した少年少女たちは、どんなふうに育ち、なぜ科学に魅せられ、どんな研究をやってのけたのだろう?研究に青春をかけた理系少年少女たちの感動の実話。科学はこんなにもおもしろい。

十歳で独力で爆薬を製造、やがて「核融合炉」の製作に挑んだ少年。
自閉症を持ついとこのため画期的な教育プログラムを生み出した少女。
少年院で非行少年たちの眠れる知の才能を発掘した熱血理科教師。
ハンセン病に感染してもへこたれず、らい菌の徹底研究を開始した少女。
そして小さな虫を手がかりに太古の地球環境を解明した日本人の少女。


こんな世界があったなんて知らなかった。震えるほど感動した。才能も閃きも努力する力もあったのに、ハッピーエンドを迎えることができなかった子もいる。本丸のインテルISEFに出場することができなかった子たちにも、それぞれの物語が(それこそ星の数ほど)あるんだろう。眩しいなぁ。なんて眩しいんだろう。
チビ太が勉強に行き詰るような年になったら、そっと渡してあげたい。学ぶことは、知ることは、何物にも変えがたい喜びだって、この本には書いてあった。



話題のコチラも。 凄いわかりやすい!面白い!

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