腹八分寄り道人生

なんてことない日常つらつら

ロマンティック・トレイン

18日読売朝刊の投稿より

久しぶりに東京を訪れた日は、あいにく小雨が降っていました。午後3時過ぎに、JR中央線に乗りました。停車駅を伝える車内アナウンスが、「右側に虹が出ています」と教えてくれました。
思わず窓に駆け寄り、外を眺めました。いつの間にか日が差し始めた空に、大きな虹がかかっていました。しかも、虹は2重に見えました。
気が付くと。周りの乗客たちも窓の外を見ながら、虹の美しさにみとれているようでした。
粋なアナウンスをしてくれた乗務員に感謝しました。東京の良い思い出になりました。
                            伊藤あつ子 63 (福島市)


ちょうど前の日、休日出勤だった夫と待ち合わせてご飯を食べた帰りの電車で同じようなことがあった。
「次は○○駅〜お帰りの際には、進行方向前方を見上げてみてください。  今夜は月がとても綺麗です。」
一週間の疲れから心なしかずしりと重い空気だったが、そのアナウンスに「車掌!どした!」と少し戸惑いながらも微笑みが広がり、くすぐったいほっこりな雰囲気になった。
満月の次の日だったけど、とっても綺麗だった。ありがとう車掌さん。