腹八分寄り道人生

なんてことない日常つらつら

最近読んだ漫画

ヒストリエ(8) (アフタヌーンKC)

ヒストリエ(8) (アフタヌーンKC)

寄生獣』で世を震撼させた岩明均氏が漫画家としてデビューする前から温めていた物語。舞台は紀元前、後にアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作。蛮族スキタイの出身でありながらそれを知らず、都市国家カルディアでギリシア人養父母に育てられたエウメネスは、そのおかげでギリシア的教養を身につけることとなる。ある日養父がスキタイ人に殺され、自分の出自を知ったエウメネスは奴隷の身分に落とされてしまう。

絶対に面白いだろうなぁと思ったら、やっぱり面白かった。主人公のエウメネスが極めて冷静で、独特のとぼけた画風なのもあって、流血シーンもそれほどヒェ〜とならずに読める。漫画の可能性って凄いなぁ本当に凄いなぁ。





始まってしまったダミアン「八ツ裂きの刑」。叔父の思惑ですり替えられていた駄馬では四肢を引きちぎることは出来ず、行き詰る処刑。もう...もう ダミアンを楽にしてあげて...と誰もが思ったそのとき、シャルルの妹マリーがキターーー!!!「腱を切れば千切れるよ〜」って幼女にして生粋の処刑人...。時代は進んでいく。






望んで(?)望まれて(?)実家の副住職となった佐伯清玄29歳。僧として妻を娶らないと心に決めている清玄の生活は、言葉とは裏腹に色欲に負けっぱなしで…。

仏教とは 寺とは 僧の在り方とは。人間の業、老い、なかなか深い作品だ。主人公の若き坊さんも迷い悩み、読者も供に考えさせられます。癖のある脇役も多い。身近な者の死は描かねばならないのだろうが、これは辛い。清玄、がんばれ。
20代半ばは仏教本を読み漁ってたなぁ。最近また読み返してます。








アキンボー(2) (モーニング KC)

アキンボー(2) (モーニング KC)

干し人魚たまらん。アキちゃんのほっぺもたまらん。たまに福志とダブる。






血ブシャーもいいけど、やっぱ深夜食堂だねぇ。落ち着くわ〜。スプリングロールいいわ〜。今夜はとろろにしよう。ドラマ続編を待ち続けてます。






重版出来! (3) (ビッグコミックス)

重版出来! (3) (ビッグコミックス)

超話題本。第3巻のテーマは「新人作家をどう売り出すか?」
スピード感ありつつ、業界の悲喜こもごもも詳しく描かれていて、どんどん面白くなっていっている印象。ノッテルね!3巻まで松田洋子さんだと勘違いしてたのは内緒だ。






癒やしの箱根、変貌! (笑)
あー 主人公英雄がー 呑まれたー。 ゾンビだらけの温泉街...これは絵になる!総制作100億とかで映画化してくれないかなぁ。やばいよね。面白すぎる。







千年万年りんごの子(3)<完> (KCx)

千年万年りんごの子(3)<完> (KCx)

流転する災いの終結か。消えゆく妻の生命か。
夫の、最後の選択。

よくぞ!見事に着地してくれた!
同じ時を刻めなくても、添い遂げられなくても、『宿命』を共に受け入れた雪之丞と朝日の愛は永遠だ。 でも 切ない。ちょっと切なすぎて今は読み返せない。






出産してから封印してきたウシジマくん。ドラマが面白かったので、13巻くらいから一気に読んだ。外の世界が怖ろしくなる。普通の人生を送っていても巻き込まれたら終わりだね。リッチorダイ「FAくん」。マサルが苦手なんだよなぁ。完結してから読もうかどうしようか。31巻でた。






ここからBL。

それでも、やさしい恋をする (H&C Comics/CRAFTシリーズ)

それでも、やさしい恋をする (H&C Comics/CRAFTシリーズ)

「どうしても触れたくない」のスピンオフ。
「どうしても〜」は何か暗くて、受けがネガティブすぎて、巷の評価ほど好きではなかったけど、こっちは結構良かった。小野田には勿体無さすぎるぜ!出口晴海最強説。少し照れた表情とか本当に上手い。

“謝ります”はな......実質 謝ってねんだよ!!謝れ!!!

ガハハ。ヨネダ先生最高!