腹八分寄り道人生

なんてことない日常つらつら

まほろばの心

まほろばの心

まほろばの心

理想の国土「まほろば」を創る心について「感謝」「空」など16項目に分けて具体的な例をあげて分かりやすく解説する啓蒙の書です。

著者は薬師寺の前管主、現在は長老。
仏教の色々なお話を噛み砕いて解りやすく纏めた、まさに継いでいく本。
しかしながら、第二章「赦しの心」は難しい。怒り怨みに飲み込まれず、連鎖を自分のところで断ち切れるか。う〜ん。自分に出来るか。う〜ん...。
とりあえず、つまらないことにカリカリしないで菩薩の心で育児したいものです。
あ、そうそう!写経って脳にとっても良いそうです。

東北大学川島隆太教授と学研の共同研究で、仙台市の高齢者延べ千人を対象に、脳の活性化に役立つとされてきた百六十種類の作業―将棋、囲碁、オセロゲーム、胡桃にぎり、百人一首の書写、などなど―で、その効果を測定した結果、なんと写経が最も脳の活性化をもたらすものであることが確認されたというのです。


山田無文老師とのエピソードもいくつか挿まれていていました。

自己を見つめる-ほんとうの自分とは何か-

自己を見つめる-ほんとうの自分とは何か-

愛語(あいご) (山田無文老師説話集)

愛語(あいご) (山田無文老師説話集)

和顔(わがん) (山田無文老師説話集)

和顔(わがん) (山田無文老師説話集)