腹八分寄り道人生

なんてことない日常つらつら

星を賣る店

星を賣る店

星を賣る店

「ないもの、あります」の看板を掲げ、麗しくも奇妙な品々を世に送り届けてきた、架空のお店にして本づくり工房=クラフト・エヴィング商會
アート、デザイン、文学が融合した商會初の棚卸し展覧会。

まず、クラフト・エヴィング商會とは何ぞやということを吉田ラビット夫妻がサクッとご紹介。小説を書きながらデザインの仕事をしてて、デザイナーであるけれど、アート作品もつくっている...クラフト・エヴィング商會とはそんな自分達の屋号とのこと。

実物はもう少し暗い紺色の表紙に惹かれ、手にすると不思議にふわりと軽い。  添えられたユーモア溢れる商品説明に ため息がもれる。
今年の1月下旬から3月の二ヶ月間、実際に世田谷文学館で開催された展覧会の公式図録兼商品目録であり、ベストアルバムのようなものだそうで。行った方は何とも羨ましい限りだ。
「少し疲れたなぁ、1ミリも動きたくない」なんて症状にピッタリの処方箋有ります。