宇宙人の見る地球
- 作者: 須藤靖
- 出版社/メーカー: 毎日新聞社
- 発売日: 2014/05/07
- メディア: 単行本
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この星だけが、特別なの?地球を相対的に眺めれば、世界と人生の本質が見えてくる。この不確実性に満ちた現代を生き抜くための、物理学的“珍”理論を大公開(爆笑脚注つき)!
なんて脚注がうるさいんだ...副音声みたいだ。いや、面白いからいいんですけど。ちなみに南伸坊さんが描いた表紙の宇宙人は「コウチ ノ ブンタン ハ ウチュウイチダ」と呟いています。
唐突ではあるが、宇宙人と意思の疎通が可能となったものと仮定しよう。そして、彼らに聞きたいことあるいは伝えたいことを想像してみれば、地球の文化の普遍性に思いを馳せることができる。例えば、こんな感じ。
(1)数学の普遍性。
πなどに代表される数学定数を認識しているか?
(2)自然法則(の理解の方法)の普遍性。
素粒子、4つの相互作用、究極理論という概念、さらにはG、c、hなどの基本物理定数を認識しているか?
(3)音楽・芸術の普遍性。
それらを愛でる気持ちはあるのか?
(4)哲学の普遍性。
生や死という概念はあるか、生きていて楽しいのか、自殺はあるのか?
(5)宗教の普遍性。
宗教は存在するか、するならばそれはどのような役割を果たしているのか?
あんまりよく分からなかった...というのが正直なところだけど、分からないってことが面白いんだ!ということかな。いや、多分違うけど。産まれたての赤ちゃんは全部知ってそうだよね。
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