腹八分寄り道人生

なんてことない日常つらつら

ばしゃ馬さんとビッグマウス

どうかこの人生が・・・ シナリオ通りになりますように
シナリオライターを目指す馬淵みち代は社会人コースのシナリオスクールに通うことに。そこで超自信過剰な年下男・天童義美と出会い…。

この映画の番宣で安田くんがA-Studioに出演したとき、鶴瓶師匠がおもろかったで〜と何度も感心してたから観てみた。麻生久美子さん演じる「みち代」が一生懸命なんですよ。頑張ってるんスよ。でも絶妙にその必死さがイラつかせるッス。口だけ大魔神の「天童くん」は、あーいるいるこういう常に謎の上から目線野郎って奴で...。観るの止めようかな〜と思ったけど、友人の結婚式での女の探り合いシーンのカメラワークがちょっと面白かったから最後まで観た。
河原での麻生久美子さんは透き通ってしまいそうなほど美しかった。
これだ!という夢を持つことも無かった私にはイマイチはまらなかったけど、そういう経験のある人には届くかもしれない。





かなり前の読売『人生案内』を思いだした。
「大学受験に失敗し、希望していたのとは違う大学に通っているが、毎日後悔している」という相談に、心療内科医の海原純子先生のご回答がなかなか素晴らしかった。

長い間地道に努力してきたのに、国立大に落ちてしまったのは悔しいですね。早くくよくよした気持ちを捨てたいというお手紙ですので、そんな場合の私の個人的な方法を紹介します。
人生には思い通り、希望通りにいかないことがたくさんあります。どんなに努力しても手に入らないものもあるし、この仕事をしたいと思っても自分に回ってこないことも多いのです。
そんな時、私は、自分の手に入らないものは自分にふさわしくないもの、自分の前に開かれない道は自分が進むべき方向ではないのだろう、と考えています。そして開かれた道こそが最もふさわしい方向と信じて、与えられた場がカッコよくなくても地味でも、その場でできる限りの努力をしようとしてきました。
人間万事塞翁が馬」という格言をご存じですよね。何が幸いであるかはわかりません。希望通りにいかないことが人生に必要なこともあるのです。 
(以下略)