ひとりぼっちを笑うな
- 作者: 蛭子能収
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2014/08/18
- メディア: 新書
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小さな頃から「分相応」的なものに自分らしさを感じ、「他人に害を与えない」ことを一番大事に考えてきた。友達だって少ないかもしれないけれど、別に悪いことでもないと思う。蛭子流・内向的な人間のための幸福論。
葬式で笑ったり、「人殺しのくせに」発言とか、正直この人なんか怖いって印象しかなくて。ローカルバスの旅番組は楽しんでみてるけど、やっぱり何か欠けてる人なんだろうと思っていた。
自己肯定感が強いのかな。
学生時代のいじられエピソードとか(多分それイジメだけど)本人は「イヤだったかと言えば本当にイヤだった」けど「好きか嫌いかと言えば、やっぱり好かれていたんでしょう」と。えっ?なんで?で感じだけど、そういう思考ができるのは凄いのかもしれない。あれやこれやの無神経発言は、これを読む限りは言葉が足りない人なんだろうなと思う。楽屋に挨拶に行かないとかも彼なりの理由がある。
やっぱりまるっとは共感できない部分もあったけど、蛭子さんの見方が変わった。子どもに対する無関心は謎だけど、自分の人生を生きている人だ。