腹八分寄り道人生

なんてことない日常つらつら

チョコレートドーナツ

ショーダンサーのルディ、ゲイであることを隠す弁護士のポール、母の愛情を受けずに育ったダウン症の少年・マルコ、奇跡的に出会った3人の血が繋がらずとも深い愛情で結ばれた姿を描く。

1970年代のニューヨークで起こった実話をもとに作られた作品。
もどかしさと怒り哀しみ、そして溢れんばかりの愛、それらの感情を綯い交ぜにしたアラン・カミング絶唱
普通とは違う染色体数、普通とは違う恋愛対象...マイノリティは罪なのか。宗教?倫理?ラスト、ポールが手紙を送る。取り返しのつかないことをした彼らに問う。これで満足ですか?仕方なかった?この映画を見た観客もまた問われる。



監督の次回作の舞台は東京都中野だそうで...??なんで中野??