ヒキコモリ漂流記

ヒキコモリ漂流記

神童の運命はウンコで変わった!?
26年前の夏。優等生だった一人の中学生が突然、引きこもり生活に……。「神童」→「名門中学に合格」→「引きこもり」→「大検を取得で大学へ」→「2年足らずで失踪」→「上京して芸人に」→「借金から債務整理」→そして、「復活(ルネッサンス)! 」

髭男爵の山田ルイ５３世、太っちょの方の半生本。
ウンコでカーストから転落とか、意外と聞く。高校生くらいになると「あーウンコしてくる」って言えるようになるけど、中学生まではぎり微妙な年齢。。学校は休んじゃいけないっていう強迫観念に近いものもあるし、困ってることを悟られたくない変なプライドとかあるんだよなー。なんだろねーもっと大人を頼ってもいいのに。そういうの難しい時期だよなぁ。
幼稚園時代の悪事の告白から始まり、教会の告解室で懺悔を聞いてるような気持ちで読み進める。もういいよ言わなくていいよ昔のことでしょ。本になってスッキリしたかな。極貧でも、がむしゃらにバイトするわけでもなかったりで、おいおいとツッコミたくなるところもあるが、「娘が成人するまでは飯を食わせなくては駄目だ」って ちゃんと頑張ってるみたいだし、髭男爵がんばれよ！と応援したくなった。

Amazonのオススメにホモマッチョ漫画がでてくるようになったけど、読んだことは後悔してません。(書店で買うべきだった)

三羽のカラス 特盛り！新装版 (BAKUDANコミックス)