腹八分寄り道人生

なんてことない日常つらつら

本屋さんのダイアナ

本屋さんのダイアナ

本屋さんのダイアナ

私の呪いを解けるのは、私だけ――。
すべての女子を肯定する、現代の『赤毛のアン』。「大穴(ダイアナ)」という名前、金色に染められたバサバサの髪。自分の全てを否定していた孤独なダイアナに、本の世界と彩子だけが光を与えてくれた。正反対の二人だけど、私たちは一瞬で親友になった。そう、“腹心の友”に――。
自分を受け入れた時、初めて自分を好きになれる! 試練を越えて大人になる二人の少女。最強のダブルヒロイン小説。

境遇の全く異なる二人の少女が出会い、互いに憧れ、大事に思うが故に仲違いしてしまう。彼女たちが傷つくことにならないよう祈る気持ちで読み進めた。結果的には 傷つくし、全部が全部うまくいくわけでもないけど、なんか読み終わってじんわり温かくなった。ヒロインたちの周囲の人たちが良かったなぁ。登場人物がやたら多くないところも良かった。
なんというか、読んで良かった。

ペンダントが光らないのは、君がまだ君の人生を生きていないからだよ